毎日、職場と自宅の往復になってるな……
最近、閉塞感を感じるな……
と感じることはありますか？
そんな方に、考えてみてほしいのが
「サードプレイス」を持つことです。
サードプレイスは、直訳すると「第3の場所」。
自宅や職場といった、
“義務や責任を負わなければならない場所”
とは異なり、
趣味を楽しんだり、
スキルを磨いたり、
リラックスすることを目的とする場所
として、
米国の社会学者によって
提唱されました。
サードプレイスを持っていることで
ストレスを軽減し
心身のバランスがとりやすくなる
とも言われています。
近年、日本でも
サードプレイスを意識して
行動する方が増えてきましたね。
この「サードプレイス」、
趣味の場を持つことでも
もちろんいいと思いますが
自分の成長や
キャリアアップにつながる場所として
持っておくのもひとつの考え方です。
今回は、
毎日、職場と自宅の往復になってるな……
最近、閉塞感を感じるな……
と感じている
人事担当者の方向けに
成長につながる
「サードプレイス」の見つけ方
について、
私が実践していることをシェアしたいと思います。
1．新しいことを学ぶ
閉塞感を感じがちになってきたときに
私が意識しているのが
「新しいことを学ぶ」です。
「新しいことを学ぶ」というのは、
多くの場合、
「新しい場所へ行く」
「今までとは異なる人と関わる」
とセットです。
私の場合、これで一番大きく影響しているのが
トラストコーチングスクール（TCS）で
コーチングを学んだことでした。
コーチングをきっかけに、
他業種・他職種の方や
いろんな働き方・生き方の方と
接することができて
ものの見方というのが
大きくひろがったんですよね。
そして、TCSのコミュニティで
「自分にもたくさんの選択肢があるんだな」
と感じられたことが
自分自身のキャリアの幅を
広げるきっかけになりました。
2．人事コミュニティに参加する
人事の人だからこそ
「サードプレイス」のひとつとして
考えてみて欲しいこと。
それは、「人事コミュニティに参加する」という選択です。
人事向けのコミュニティは、
実はかなりたくさんあります。
・大企業向け／中小企業向け
・企業主催／個人主催
・経営層向け／担当者向け
・オンライン中心／対面中心
・情報提供中心／交流中心
等々……
ひとつの会社、ひとつのチームにいると
正直なところ、得られる情報や、考え方が
けっこう偏ります。
だからこそ、自分自身の視野を広げるためにも
外部のコミュニティにも目を向けてみてはと思います。
私も、外部コミュニティを通して
継続的に情報収集をしています。
実務をやっているだけでは
入ってこない情報もあるので
こうした機会を確保しておくことの大切さを
とても感じます。
3．セルフコーチングや振り返りの時間を作る
新しいことや
外部コミュニティに参加するのは
確かに大事だと思うけど
そこまでの時間はない……
という方も、いらっしゃるのではと思います。
そんな方が意識しておくと良いかなと思うのは
セルフコーチングや、振り返りの時間を意識してとる
ということです。
今、自分は何を感じているのか？
何に課題を感じているのか？
ゆっくりと考えたり
メモとして書き出したりしてみる。
短時間でも構いませんし、
場所も、カフェや自宅でも構いません。
やるべきこと（義務や責任）に縛られずに
考える時間を持つ
だけでも、
ストレスが小さくなったり
気持ちの切り替えになったりしますし
こうして、考える習慣を持つことが
これからのキャリアを
どうやって作っていこう？
と考える基礎にもなったりしますよ。
私は、やるべきことが多いときほど
意識して振り返りの時間をとっています。
「場所」にこだわる必要はない
「サードプレイス」というワードから
「場所」を連想する方も多いと思いますが
私自身は、かならずしも
サードプレイスが場所である必要は
ないと思っています。
必要なのは、
「家族」や「同僚」といった
特定の役割や、人間関係と離れること。
別の役割や、人間関係を通して
自分自身をより深く知ることです。
自分のいろんな面を知っておくことで
予想外の出来事が起きて
自分の嫌な面が出てきそうになったときも
「あぁ、自分には
こういう面もあるんだな」
と、冷静に対処できたり
ストレスを感じにくい状態を
保つことが出来るようになるなと
感じています。
毎日、職場と自宅の往復になってるな……
最近、閉塞感を感じるな……
という方は、ぜひ、一度
「サードプレイス」を持つことを
意識してすごしてみてください。
きっと、キャリアにも新しい選択肢が
生まれてくると思います。
「サードプレイス」探しを
1人でやるのは難しいな……
という方は、セッションや1on1でお待ちしています！
コーチングセッションの場を
サードプレイスとして活用している方も
たくさんいらっしゃいますよ。
