「人脈を広げたい」と、
異業種交流会への参加を検討している
人事担当者の方、
きっといらっしゃると思います。
実は私も、以前、
同じように考えて
頻繁に交流会に参加していたのですが、笑
正直なところ、
実際に参加してみて感じたのは
「異業種交流会を活用するのって、結構難しいな」
ということでした。
当時は、月1回以上
なんらかの場に参加し
少なくとも100人以上の方にお会いして
名刺交換などをしましたが
そこから3年程度
交流が続いた方は10名程度
今までつながっているのは
2名ほどです……
というわけで、
今回は、私が異業種交流会に
参加するときに
「失敗したなー!」
と思った、3つのポイントを
シェアしたいと思います。
ちなみに、先にお伝えしておくと
異業種交流会では人事の方とは
ほとんどお会いしなかったです。
失敗1:目的が不明確なまま参加した
とにかく人脈を広げたい!
と思っていた私は
時間・場所で参加する交流会を
選んでいました。
その結果、肝心の目的が
あいまいなまま
いくつもの会に参加することに
なってしまっていたんですね。
その結果、
・なんか名刺交換だけして
相手のことよくわからないままだったな……
・必要のない商品を売り込まれた!
などが頻発していました。
「何を目的に参加するのか?」
を、あらかじめ明確にしておかないと
「交流会で何を得たいのか?」
もあいまいにしか把握できません。
そうなると、
交流会を選ぶところから
ズレでしまうことも多いので
注意が必要だな、と思いました。
失敗2:交流したい範囲があいまいだった
2つ目の失敗は
交流したい範囲が
あいまいだったこと。
異業種交流会、の場合
会によって、参加者の範囲が
大きく変わります。
場合によっては
経営者から担当者まで
営業職から研究職まで
いろんな人がごちゃまぜで
参加するケースもあります。
私の場合は、
「メインで交流したい人」を
考えずに参加して
関係のない人と
長々と雑談して終わり
ということになりがちに。
その結果、話したい人とは話せず……
もったいない時間の
使い方をしてしまっていたな
と感じます。
失敗3:当日のゴールを決めていなかった
当日、何ができれば
「参加してよかったな」
と思えるか?
ここが不明確だったので
漫然と名刺交換して終わり、
になりがちでした。
名刺交換自体の練習に来ている方もいるので
そういう方は、「名刺交換」が
ゴールでもいいと思うんですよ。
ただ、名刺交換をすれば
それだけでご縁がつながるかというと
そういうわけではないので
そのあとのアクションまで考えて
ゴール設定をしておくことが
大事だなと思いました。
ちなみに、今でも交流がある方は、
交流会でお会いして、後日
Facebookでもつながった方ですね。
おわりに:交流会じゃない場を探すなら?
冒頭でも書きましたが
私の場合、異業種交流会では
人事の方とはほぼお会いしませんでした。
(お会いしたのは人材業の営業の方くらいです)
人事の方とお会いし
有益な交流ができたな、
と感じたのは
グループワークがあるような
勉強会やセミナーの場です。
もし、人事同士での情報交換の場や
交流の場を求めての参加でしたら
「交流会」にこだわらない方が
選択肢が広がるかもしれません。
交流会も、勉強会も、そしてコミュニティも
量・質・範囲、いずれも様々ありますので
ニーズに合わせて
上手に活用していただければ
いいんじゃないかと思います。