人材育成

人事でも勘違いしてるかも?エンゲージメントは「やる気」の指標じゃない

misconceptions about engagement

近年話題にのぼるようになった
「エンゲージメント」という概念。

大手企業を中心に
エンゲージメント調査をやる会社が
増えてきたり

その調査の結果が
会社によっては

有価証券報告書に
人的資本に関する報告の一つとして
掲載されるようになったりして

今、非常に注目が高まっている
ものの一つでもあると思います。

エンゲージメントに影響する、
と言われる要素は
結構たくさんあり、

多くの会社で、
多数の施策が展開されていて

担当の人事担当者には
頭が下がる想いです。

が、一方で。
「エンゲージメントって、結局、何なのか?」
を明確に答えられるかというと

そうではない人も
けっこういるように感じます。

中には、フワッと「やる気の指標」だと
捉えている人も。笑

というわけで、今回は
「エンゲージメント」について
考えていきたいと思います。

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落とし穴にはまってない?人事にとっての「人材育成のゴール」とは

Human resource development goals

日々、コーチングセッションなどで
お話をお伺いしていると

人材育成を意識されている会社や
マネージャーの方は
本当に多いのだなぁ、と強く感じます。

そして、その真剣さに
いつも心打たれます。

とはいえ、一方で

人事として「人材育成」を考える時
よく聞くのは

「結局、会社や上司がどれだけ努力しても
 やる気がある人しか成長しないよね……」

というお話です。

うーん、確かに、これもわかる……

じゃあ、やる気を出させるには
どうしたら良いのか?

という話になるわけですが

これが一番ハードルが高いよなぁ、
とも思うわけです。

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人事担当者必見!リモートワークで成果が出せる人の見分け方

コロナ禍以降、一気に普及したリモートワーク。

最近では、リモートワークが可能かどうかが
人材を集められるかどうかの
分かれ目になってきている、
という話も、よくお聞きします。

リモートワークが広まることで
これまで、継続的に働けなかった層の方々が
より力を発揮できる環境になったことは
素晴らしいことだと思います。

ただ一方で、リモートワークで
成果が出せる人と
そうでない人がいるのも確かです。

私はすでに3年くらい
リモートワークが主の職場で仕事をしています。

今回は、その中で人事として感じている
「リモートワークで成果が出せる人の3つの特徴」
をシェアしたいと思います。

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「主体的に働く」ってどういうこと?人事として考えておきたい3つのポイント

「主体的に働く」ってどういうこと?人事として考えておきたい3つのポイント

「主体的に仕事をしてほしい」
「自律型人材であってほしい」

というのは、経営者や人事責任者が
よく語っている言葉です。

実際に、このように
上司から言われた経験がある方も
いらっしゃるんじゃないでしょうか?

「主体的」というのは
どういう意味かというと

辞書では

自分の意志・判断に基づいて行動するさま。

Weblio国語辞典 「主体的」より

と説明されています。

これを読むと、「そうだよね」と
思う人もいると思うのですが

とはいえ、

具体的に何が出来れば
「主体的」といえるのか?

と問われると
即答出来ない方も
いらっしゃるんじゃないでしょうか。

自分では、主体的に動いているつもりでも
上司からは「もっと主体的に仕事をして」
と言われてしまったり。

逆に、自分では、主体的だと思っていなくても
「主体的に行動しているね」と言われたり。

私は、どちらも経験がありますが
こういうことがあると、
なんともモヤッとしますよね。笑

この記事では、そんな

「主体的に働く、って結局なんなの?」

と思っている人事の方が
考えてみるとよい3つのポイントを
共有したいと思います。

ちなみに、人事担当者の場合
「部下が主体的に動いてくれない……」と
職場から相談を受けることも多いです。

なので、相談があった際に
質の高い対応ができるようになるためにも
一度深く考えておくことは
非常にプラスになると思います。

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