コミュニケーション

これからリーダー・管理職になる方のための「小さく始める」マネジメント

現場リーダーになった
管理職に向けた期待を伝えられた

などをきっかけに

「これからマネジメント力を身につける必要があるかもしれない」

と感じていらっしゃるという方、
きっといらっしゃると思います。

とはいえ、そうした方の中には
まだ部下がいなかったり
プロジェクトをまるごと任されては
いなかったりして

マネジメントといっても
何をすればいいかわからない

身につけたいけど
今はまだ出来ることがない

と感じている方も
多くいらっしゃるのではないでしょうか。

今日は、これから
リーダーシップやマネジメント力を
身につけたい、

と思っている方が、
部下がいなくても今から出来る
「マネジメント力の基礎」を
身につけられる取り組みを
ご紹介させていただきたいと思います。

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「現場力」を高めるために人事が意識すべき一番重要なポイント

日本企業は、「現場力」がある、
ということがよく言われます。

「現場力」というのは、簡単に言うなら

様々なアイディアを思いつき、
さらにはそれを実現へとつなげる力が
現場ではたらく社員にあること

という感じでしょうか。

製造に携わっている社員
営業に携わっている社員 等
手と足を動かしている一般の社員が、
知識や技術を持っており
それをしっかり活かしきれている。

そんな会社を評して、
「現場力」がある、と
言われることが多い印象です。

この「現場力」を
企業の基礎であると位置づけ、
強化しよう、と
多くの会社が長年取り組んでいます。

ただ、上手くいっていないケースも
多く聞きます。

その理由のひとつとして挙げられるのが、

「現場力」は、様々な要素が
絡み合ってできあがっていることが多い

ということです。

そのため、ピンポイントで
ここに投資、ということが非常にしにくい。

例えば、製造現場において、
技術力は現場力を支えるもののひとつです。

ですが、だからといって、
技術レベルが高い社員を集めても、
直ちに「現場力の高い部署」として
機能するかというと、難しいでしょう。

なぜかというと、そこには重要な視点が
欠けているからです。

この記事では、そんな、

「現場力」を語る上で
見落とされやすい重要な視点

について、一緒に考えていきたいと思います。

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人事が最初に考えておこう「コミュニケーションがとれていれば1on1はいらない」は本当か?

人事として、1on1の仕組みを
新たに導入しようとしている方も
多いと思います。

ただ、導入を進めようとしたときに

「1on1は上司部下のコミュニケーションを補完するもの」

「だからコミュニケーションがとれていれば1on1は不要」

という意見に出会うことも、
少なくありません。

この意見、
非常に感覚的なものだと思うのですが、
それだけに、人事として
「それでも1on1が必要」だと伝えていくのが、
とても難しいなと感じます。

というわけで、
1on1導入・定着を推進する端緒として、

今日は

「コミュニケーションがとれていれば1on1はいらない」は本当か?

ということを考えていきたいと思います。

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勝手に理想像を造って勝手に失望してない?人事だからこそ気をつけたい「思い込み」

管理職に興味があるけど、
大変そうで興味があると言い出せない

1on1になんとなく違和感がある

仕事が苦しいけど、
どうして苦しいのかイマイチはっきりしない……

等々、

真面目に仕事をしているからこそ
足踏みしてしまったり、
モヤモヤしてしまったりすること
きっとあると思います。

私自身も、そうしたモヤモヤを
通ってきた身ですので、
お気持ちはすごくわかります。

そして、だからこそ
最近実感しているのですが、

こういうモヤモヤがあるときって、
無意識の思い込みが原因であること、
とても多いんですよね。

そして、その中でもおそらく最も多いのが、

「自分で勝手に理想像を作って、
 その“理想の姿”になれないと
 勝手に失望しているケース」

です。

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人事として知っておきたい「社員が成長するための2つのステップ」

人材育成・部下育成に
携わっている方の中には、

「いろいろと指導を
 試みているのに、
 社員が成長しない……」

という悩みをお持ちの方も
いらっしゃるのではないでしょうか。

実は、こうした
“のれんに腕押し”状態に
なっている場合、
サポートしているポイントが
若干ズレていることが多いです。

今日は、
「指導が上手く響いていないな……」
と感じるときに意識してみてほしい
2つのステップを
シェアしたいと思います。

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人事なら曖昧な期待は捨てよう。「阿吽の呼吸」は自然には生まれない

どんなチームで仕事をしたいか?
と考えたときに、

「阿吽の呼吸で仕事が進められるチーム」

ということをお考えの方も、
きっといらっしゃるのでは、
と思います。

「阿吽の呼吸で仕事」というのは、
私自身もすごく憧れがあるところですが(笑)

実際のところ、これを実現するのは、
ものすごく難しいなと感じます。

というわけで、今日は
「阿吽の呼吸で仕事をするには?」
というお話をしていきたいと思います。

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繁忙期にこそチェック!人事として話を聞くなら「つらい」の原因を混ぜないようにしよう

仕事が忙しくなったり、
逆にプライベートが
忙しくなったりすると

「仕事が忙しいから〇〇できない」

「(ライフイベント)で
 忙しいから□□できない」

と、つい言ってしまうこと
あると思います。

人事の方であれば、
自分自身のことの他に
社員からのこうした相談にのることも
きっとあるのではないでしょうか。

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コンプライアンスの課題の半分は人事の課題

コンプライアンス、というと、
以前は、直訳の
『法令順守』からスタートして

「いかに法律を踏み外さずに企業活動をするか」

ということが重要視されて
いたように思います。

コンプライアンス研修、というと
弁護士などの法律家の方が 

「どんな行動ならOKで、どんな行動ならNGか」
「NGな行動をとらないために、どんな制度が必要か」

ということをお話するものも多いです。

こうした「法令遵守」も
もちろん、今でも大事なのですが
(というか、さらに大事になっている) 

ただ、最近は、
カウンセラーやコーチが
コンプライアンス研修を担当する形に
変わってきているのだそうです。

「あれ、これって大丈夫かな?」
と感じた時に、

その違和感を”気軽に共有できる”ために
お互いの価値観を理解し、
受け入れることができる

そのための信頼関係や、
安心感のある関係性を
社内で築いておくことが
より重視されるように
なってきたのだそうです。

その背景としては、ここ数年で、
コンプライアンスの言葉の
意味するところが
ぐっと広がってきていることがあります。 

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[Book]人事としても上司としても努力のポイントがつかめる『コーチングのプロが教える超実践型1on1』

1on1は毎月やっているけれど、
どうも手ごたえがない……

という会社や、上司の方も、
きっといらっしゃると思います。

とはいえ、
「手ごたえがない」
というところまではわかっても、
「何を改善すればよいか」までは、
いまいちわからないことも多いもの。

今回は、そんな方向けに、
書籍『コーチングのプロが教える超実践型1on1』
をご紹介します。

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人事として意識しておきたい「波風の立たない」人との付き合い方

あなたは、最近、
身近な誰かと言い合いを
したことがありますか?

言い合い、喧嘩、等々、
コミュニケーションのすれ違いや
価値観の違いから起こる衝突を
ストレスに感じている人も
きっと多いと思います。

ただ、
何も起こっていないから問題ない
かというと、
意外とそうではないこともあります。

今回は、そうした
「人間関係における波風」の
お話をしたいと思います。

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