コンプライアンス、というと、
以前は、直訳の
『法令順守』からスタートして
「いかに法律を踏み外さずに企業活動をするか」
ということが重要視されて
いたように思います。
コンプライアンス研修、というと
弁護士などの法律家の方が
「どんな行動ならOKで、どんな行動ならNGか」
「NGな行動をとらないために、どんな制度が必要か」
ということをお話するものも多いです。
こうした「法令遵守」も
もちろん、今でも大事なのですが
(というか、さらに大事になっている)
ただ、最近は、
カウンセラーやコーチが
コンプライアンス研修を担当する形に
変わってきているのだそうです。
「あれ、これって大丈夫かな?」
と感じた時に、
その違和感を”気軽に共有できる”ために
お互いの価値観を理解し、
受け入れることができる
そのための信頼関係や、
安心感のある関係性を
社内で築いておくことが
より重視されるように
なってきたのだそうです。
その背景としては、ここ数年で、
コンプライアンスの言葉の
意味するところが
ぐっと広がってきていることがあります。