コーチング

落とし穴にはまってない?人事にとっての「人材育成のゴール」とは

Human resource development goals

日々、コーチングセッションなどで
お話をお伺いしていると

人材育成を意識されている会社や
マネージャーの方は
本当に多いのだなぁ、と強く感じます。

そして、その真剣さに
いつも心打たれます。

とはいえ、一方で

人事として「人材育成」を考える時
よく聞くのは

「結局、会社や上司がどれだけ努力しても
 やる気がある人しか成長しないよね……」

というお話です。

うーん、確かに、これもわかる……

じゃあ、やる気を出させるには
どうしたら良いのか?

という話になるわけですが

これが一番ハードルが高いよなぁ、
とも思うわけです。

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人事担当者にお勧め!「成長につながる」サードプレイスの見つけ方

毎日、職場と自宅の往復になってるな……
最近、閉塞感を感じるな……

と感じることはありますか?

そんな方に、考えてみてほしいのが
「サードプレイス」を持つことです。

サードプレイスは、直訳すると「第3の場所」。

自宅や職場といった、
“義務や責任を負わなければならない場所”
とは異なり、

趣味を楽しんだり、
スキルを磨いたり、
リラックスすることを目的とする場所

として、

米国の社会学者によって
提唱されました。

サードプレイスを持っていることで
ストレスを軽減し
心身のバランスがとりやすくなる

とも言われています。

近年、日本でも
サードプレイスを意識して
行動する方が増えてきましたね。

この「サードプレイス」、
趣味の場を持つことでも
もちろんいいと思いますが

自分の成長や
キャリアアップにつながる場所として
持っておくのもひとつの考え方です。

今回は、

毎日、職場と自宅の往復になってるな……
最近、閉塞感を感じるな……

と感じている
人事担当者の方向けに

成長につながる
「サードプレイス」の見つけ方
について、

私が実践していることをシェアしたいと思います。

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人事担当者にありがちな「頑張ってるのに上司から認められない」の罠からの抜け出し方

人事と言えば
「頑張っているのに上司から認められない……」
という方の悩みを聞く側の立場、

だと思っている方も
いらっしゃると思うのですが、

実は、人事担当者自身が、この
「頑張っているのに上司から認められない」
に悩んでいるケースは、とても多いと感じます。

とはいえ、ずっと
「頑張っても上司から認められない」という
気持ちを抱えたままでは
成果は上がりにくいのでは、と思います。

なぜかというと、人は
「認められていない」と感じていると
本来の力を発揮しにくくなるからです。

そこで、今日は
人事担当者にありがちな
「頑張っているのに上司から認められない」
罠から抜け出すための視点を
3つご紹介します。

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人事なら知っておこう!「自信満々な人」を苦手だと感じる理由

自信満々な人、って、
あなたの周りにいますか?

実は、コーチングの最中などに、
「苦手な人はいますか?」と聞くと
高確率で挙がるのが、この
「自信がある人」なんです。

人間関係を築いていく上で
「自信がある人」と付き合うのが辛い、
という方は、意外と多くいます。

人事の場合は、特に
経営層と接する機会も多く
「自信がある人なんだなぁ」と感じる人と
日常的に接している人も
結構いらっしゃるんじゃないでしょうか。

今日は、こうした

「自信満々な人」をなぜ苦手だと感じるのか?
「自信満々な人」とどう付き合っていけばいいのか?

を考えていきたいと思います。

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人事担当者のための「ハラスメント対応 3つの基本」

basic-communication-for-harassment

人事担当者として仕事をしていると
ハラスメントの相談を受ける機会が
きっとあると思います。

ただ、相談を受けた経験が少ないと
相談を受けるときに、どのように対応してよいか
迷う部分もあるかと思います。

今日は、そんな方が
覚えておくとよい「ハラスメント対応の基本」
をお伝えしますね。

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「主体的に働く」ってどういうこと?人事として考えておきたい3つのポイント

「主体的に働く」ってどういうこと?人事として考えておきたい3つのポイント

「主体的に仕事をしてほしい」
「自律型人材であってほしい」

というのは、経営者や人事責任者が
よく語っている言葉です。

実際に、このように
上司から言われた経験がある方も
いらっしゃるんじゃないでしょうか?

「主体的」というのは
どういう意味かというと

辞書では

自分の意志・判断に基づいて行動するさま。

Weblio国語辞典 「主体的」より

と説明されています。

これを読むと、「そうだよね」と
思う人もいると思うのですが

とはいえ、

具体的に何が出来れば
「主体的」といえるのか?

と問われると
即答出来ない方も
いらっしゃるんじゃないでしょうか。

自分では、主体的に動いているつもりでも
上司からは「もっと主体的に仕事をして」
と言われてしまったり。

逆に、自分では、主体的だと思っていなくても
「主体的に行動しているね」と言われたり。

私は、どちらも経験がありますが
こういうことがあると、
なんともモヤッとしますよね。笑

この記事では、そんな

「主体的に働く、って結局なんなの?」

と思っている人事の方が
考えてみるとよい3つのポイントを
共有したいと思います。

ちなみに、人事担当者の場合
「部下が主体的に動いてくれない……」と
職場から相談を受けることも多いです。

なので、相談があった際に
質の高い対応ができるようになるためにも
一度深く考えておくことは
非常にプラスになると思います。

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人事として知っておきたい「合わない上司」との付き合い方

人事として知って起きたい「合わない上司」との付き合い方

これまでお仕事をされてきたなら
「この人、合わないなー」という方と
出会ったことがある、という方も
多いのではないでしょうか。

一時的な関係性の方であれば
「合わない人だったな……」で済みますが、
これが上司となると、一気に
難易度が上がるように思います。

上司とは継続的に
コミュニケーションをとって行く必要がありますし
自分から距離をおく、って
なかなかできないですからね。

また、自分自身は平気でも
上司と合わない、という同僚や社員は
多少なりともいるものです。

人事であれば、そんな人から
相談を持ちかけられることも
あるのではないかと思います。

「合わない上司」とは
どう付き合っていくのがいいのでしょうか。

今日は、そんな「合わない上司」との付き合い方を
考えていきたいと思います。

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「書く」ことで得られるコーチとして一番大切な基礎力

コーチングを学ぶと、いろんな場面で「書く」ことが推奨されます。

コーチ業を志す人は、SNSなどでの発信を勧められたことがあるかもしれません。それ以外でも、コーチングを身に着ける過程で、自分の気持ちや考えだったり、収集した情報の整理だったり、思いついたアイディアだったりを、書き留めておくことを勧められることは多いです。

もしかしたら、なぜ「書く」ことが、こんなにも勧められるのか、疑問に感じた方もいらっしゃるかもしれないな、と思うのですが、「書く」ことが推奨されるのは、コーチングが、「言葉」を使って、思考や感情を扱う技術だから、ということが大きいです。

この記事では、「書く」ことによって、コーチとしてどんな力を伸ばすことができるのか、と、その理由について書きたいと思います。

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会社員が良質なコミュニティに参加することでコーチ力をより早く伸ばせる3つの理由

会社員が良質なコミュニティに参加することでコーチ力をより早く伸ばせる3つの理由

ここ1年ほど、会社員を続けながら、コーチの資格を取得し、活動する人が増えているなと感じます。

そうした話を聞いていると、会社でも仕事の幅を広げ、コーチとしても力を伸ばす人がいる一方で、せっかく学んだコーチングを活かせないままになっている人や、会社の仕事も、コーチ業も、どちらも中途半端になってしまったという話も耳に入ってきます。

コーチングを学んだ会社員の方が、コーチとしても成長し続けられるかどうかは、何によって決まるのでしょうか。

私は、会社員コーチが成長し続けられるかどうかの分かれ目の1つは、「コーチのための良質なコミュニティに参加できるかどうか」だと考えています。

この記事では、「会社員が良質なコミュニティに参加することでコーチ力をより速く伸ばせる3つの理由」を書きたいと思います。

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うつだった私がコーチングを学んだからこそ得られた2つのこと

うつだった私がコーチングを学んだからこそ得られた2つのこと

コーチングに興味をお持ちの方の中には、「このまま同じように働き続けるのは不安」「これからのキャリアをどう考えていけばよいかわからない」とお感じの方も、きっといらっしゃるかと思います。

私自身、コーチングを学ぼうと決意したのは、過労うつで倒れた時に、「このまま同じように働き続けたら、きっとまた倒れるに違いない」という、危機感を抱いたからでした。

今回は、そうした方に向けて、うつになるほど追い込まれていた私が”コーチングを学んだからこそ”得ることができた、2つのことをお伝えしたいと思います。

その2つとは、「コミュニケーションが苦にならない自分になれたこと」と「成長を楽しめる自分になれたこと」です。

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