人材育成やチームマネジメントにおいて「1on1」が効果が高い、といわれるようになって数年が経ちました。1on1というのは、簡単に言うと、上司と部下が、定期的に、1対1での会話の場を持つことです。私はずっと人事の仕事をしていますが、他社の方とお話していて、ここ数年で、導入した、導入するつもり、とお聞きする機会も格段に増えました。また、制度としては導入していなくても、自ら部下との1on1を実施している、という管理職の方のお話も、よくお聞きします。
一方で、1on1を実施しても、「なんとなくおしゃべりをしておわってしまう」「部下が話をしてくれない」「部下の成長に繋がっていない気がする」など、やってみたからこそ得られた課題と格闘されている方も多いようです。
そこで、今回は「1on1を価値ある時間に変える3つの力」について、一緒に考えてみたいと思います。
私自身が、人事やコーチとしての経験も踏まえて考える「1on1を価値ある時間に変える3つの力」は、次の3つです。
1.一人ひとりとの「関わり方のビジョン」を明確にする力
2.相手に興味を持つ力
3.聞く力
それでは、ひとつひとう見ていきたいと思います。
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