人事担当者が身に着けておきたい「成果を言語化する2つのコツ」

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会社としての売上や利益、
といったもののほかに
個人の成果評価を
している会社もあると思いますが

この「個人の成果評価」が
苦手、という方
きっといらっしゃると思います。

人事担当者は、多くの場合
評価制度を運営する側ではありますが、

一方で、人事の仕事は
半期や単年では
成果が見えにくいものが多いので、

「自分や部下の成果評価については
 どうしたらいいかわからない……」

「この評価の仕方でいいのか自信がない……」

というお話も
実はよくお聞きします。

ただ、そうはいっても、
評価すること自体を
やめることはできないのでは。

というわけで、今回は、
長期での取り組みに携わっている方が
「成果を言語化する2つのコツ」について
見ていきたいと思います。

コツ1:目標に向けて積み上げたことは何か

1つ目のコツは、
「目標に向けて積み上げたことは何か」
を見ていくことです。

仕事が前に進んでいるなら
必ず、そのために
やってきた行動があるはずです。

その結果、何が、どこまで進んだのか?

例えば、

プロジェクトがどこからどこまで進んだのか?
どれくらいの改善を積み上げたのか?

を見ていきます。

細かい改善対応が多い
お仕事の方は、随時、

「行動したこと」と
「その結果どうなったか」について

メモをとっておくと
やりやすいかもしれません。

私は、半年単位で
大まかな行動と進捗のメモを作って、
随時更新しています。

(ついでにToDoリストにもしています。笑)

コツ2:目標達成のために、新たに誰とどんな関係を築いたか

2つ目のコツは
「新たに誰とどんな関係を築いたか」
を見ていくことです。

仕事が進む、ということは
人間関係が変わる、ということです。

ここは、意識せずに
スルーしてしまう人も
多い部分ですが、

環境や状況が変わるときは
必ず誰かとの関係性が変わります。

なので、その関係性の変化を
追いかけていくことで
成果を言語化できることが多いのです。

逆に、誰との関係性も変わっていないのなら
一見、仕事が進んでいるように見えていても
実は、足踏みしているだけ、の可能性もあります。

人事、というのは、
人と人との間に入る仕事です。

だからこそ、成果評価の際には
ぜひ、この部分も、見てみてほしいな、と思います。

「言わなくても評価してもらえるだろう」はもう通用しない

目標に向かって、前に進んでいるなら

コツ1:目標に向けて積み上げたことは何か
コツ2:目標達成のために、新たに誰とどんな関係を築いたか

必ずこの2つには、必ず変化が起こっているはずです。

この2点の「変化」を言語化できると
自分の成長と、長期目標に向けての進捗が
ある程度可視化されるので
短期での成果も説明しやすくなります。

成果の説明にいつも困っている、
という方は、参考にしてみてくださいね。

1人では難しい、という方は
ぜひ上司やコーチとの対話の中で探ってみてください。

リモートワーク主体の方は特に
「言わなくても評価してもらえるだろう」は
通用しなくなってきています。

自分が何をやっているのか
どう進んでいるのかより具体的に、説明できるようにしておきましょう。

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